ホンムネくんニュース(古民家 七代)

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さよならシロアリくんプロジェクト、スタート☆

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週1,2回、遊びに行ってはお世話になっているホンムネくん。
この築160年の本棟造りのお家に、シロアリが入っっていることが去年わかり。
今日。シロアリくんさようなら、の第一日目でした。

楽しかったので、わたしからもレポート。
(てるさんからもぜひお願いします)

まずひと部屋。
岡谷からてるさんや長野市のまきちゃんも駆け付けてくれて、
永子ちゃんを中心に、大ちゃん、わたし、まささんで、
みんなで床を上げて、100%天然の塗料を自分たちで塗りました。

感想は・・・
やってみてよかった。
すっごくおもしろかった。
家、っていうものが「あたりまえに立ってるもの」じゃなくなる感じ。
今の新しいお家はちょっと違うかもしれないけれど、
こんなふうに、私たちが上を歩いても大丈夫なようになってるんだ、って。
縁の下の力持ちが、ホントにこんなにいっぱいあって、
それでわたしたちが上で安心していられるんだなぁ、って。

これは。
お米作りと同じで、みんな一生に一度でいいからやってみると、
人生観変わっちゃうかも。

*

シロアリといえば、専門業者さんに大金をお支払して、
化学薬品で処理してもらうのが当たり前、だと思ってた。

自然を愛して古いお家に暮らしている人たちでも、
シロアリだけは業者さんにお願いしたよ、って何人かから聞いてもいたし。

だけど。
みんなで何度も話していくうちに、ハッキリわかったことがありました。

強い薬でシロアリがきれいにいなくなったとしても、
家だけがきれいな姿で残ったって意味がないんじゃないか、ってこと。

そこで集まったり、遊んだり、話したり食べたりするわたしたちが、
健康で、笑えて、楽しくて、気持ちいいほうが大事だし、
わたしたちといっしょにちゃんと年を取っていってくれるお家がいいよね、って。

それに、シロアリって嫌われているけれど、自然界の中では、
倒れた木を土に還していってくれる大切な仕事をしているんだって。

だから。
もしかしたら効き目は甘いかもしれないし、値段も高めだけれど、
やっぱり天然の塗料を使うことに決めたのでした。

次のステップは、見積もりを取ってもらった業者さんに、
天然の塗料を使ってもらえるかどうか、
予算もないので、自分たちでできるところがあればやりたい、ってことを相談すること。

思い切ってお話ししてみると。
担当の方が、本当に心ある方で、親身になって話を聞いてくれて、
天然の塗料でももちろん大丈夫、ということと、
シロアリ駆除というのは、
ホコリやクモの巣で汚れたり、床下にはいろんな虫もいるし、
狭い場所に入っていくキツイ作業ではあるけれど、
作業自体は誰でもできること、
コツも何もないからやろうと思えば誰でもできますよ、ってことまで教えてくれた。

自分たちでやれるなら、チャリティーバザーる♪のおかげで集まった資金くらいで
なんとかなりそう。

だけど。
ネットなどで調べてみても、
シロアリ駆除を自分たちでやった、なんて例は見つからないし、
天然塗料に対しての意見も賛否両論。
調べれば調べるほど、誰かの意見を聞けば聞くほど、
なにがいいのかわからなくなってくること、ってある。

そういうときは、自分がやりたいほうをやってみるべし。
だよね。
実際にうまくいかなかった人もいるかもしれないけど、
わたしたちはうまくいくかもしれないし、
これまでできなかったことだって、
今回はできるかもしれないし、そんなのやってみないと分からないもんね。

そんなふうに心が決まってくると、
実はシロアリって、光や風も苦手な、かなり弱弱しい生き物だということが分かったり、
それだけじゃなくて、とーってもシャイで、
じぃっと見られるだけで逃げ出しちゃうんだから、みんなで見に行ったらたらいい、
なんていう楽しい噂も聞いたり。

昔の大きなお家には、
家を修理したりお庭を手入れしてくれる人が住み込みでいて、
いつもお家を見て、常に手を入れながら暮らしていたことが分かったり。

お家だって、時間とともにどこかが痛んだり壊れたりするもの、なんだよね。
現代社会にどっぷり浸かっていると、そんなことを忘れそうになる。

ふだんの暮らしの中では、わたしも石油や石油製品のお世話になりまくっているけれど、
だけど、やっぱり。
ゆっくりと朽ちていくことや、いつか大地へ還っていくものって、いいよね。
美しいね、ってあらためてそんなことを思ったりしていました。

*

床下に塗ったり散布するのはヒバ油で、森のいい香り。
作業しててもすごく安心。

そして。
昔のお家は、手入れをすることもちゃんと考えられてできてるんだね。
畳の下の板も、すっごく簡単に外せるのにびっくり。

こんなにすっきりしたついでに、お掃除やちょっとした修理までできて、
最後に畳を入れた後の、安心感というか愛着の湧きようといったら。
ここで育った永子ちゃんがうれしそうで、みんなもうれしそう。

作業はシンプルだったけれど、たくさんの柱をまたいで歩いたり、
かがんだり、しゃがんだり。
冬眠から目覚めたばっかりのわたしのぐうたらな体は、しーっかり疲れて、
終わった後のお菓子とお茶が美味しかったー。
お昼ごはんも美味しかったー。

その夜はぐーっすり眠れました。

ホンムネくんは広いお家なので、作業はまだまだ続きます。

興味のある方はぜひ参加してみるのをおススメします。

この日、午前中だけ手伝う、と言っていたまささんも、
どんどんおもしろくなってきちゃったようで、
午後の用事を延期して、最後の最後までしっかりお仕事していました。

ホント、おもしろいです。

続きは、今月21(土)23(日)。
晴れるといいな。



*** 靖恵でした。
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by honmunekun | 2011-05-16 08:43 | ホンムネくん再生物語