ホンムネくんニュース(古民家 七代)

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夕涼みより

yasueです。

夕涼みの写真を眺めながら、
あれこれ思い出しては幸せな気持ちにひたっています。

その日、わたしはカフェ出店していました。
でも、ほぼセルフにしていたので好きな場所でのんびり。

いっとき、和室でのひのちゃんのお茶や所作、萌ちゃんの本当に美味しい和菓子には、
本当に心洗われました。

夕暮れ時。
忘れ物を取りにいったん家に帰り、ホンムネくんへ戻ってきてみると、

いつの間にこんなにたくさんの人たちが集まったんだろう、
お座敷や、縁側、お庭に、老いも若きもぎっしり入り交じって、話したり遊んだり、
それぞれがその時間を楽しんでいました。

そのシーンが、まるで映画を見ているみたいにグーンと胸に飛び込んできて、
なんだか胸が熱くなってしまいました。

本当に本当にいいお家になったね。

みんなの中へ入ってみると、
こんなにたくさんの人たちがいるのに、知っている顔とその家族ばかり。
この人も、あの人も、
あのときこんなふうに手を貸してくれたり、気持ちをかけてくれたりした、
ホンムネくんにとっては、本当に家族みたいな人たち。

ホンムネくん、という160歳の古民家があるおかげで、
そこを守っていきたいという永子ちゃんの想いがあるおかげで、
悩みだと思っていた大きな課題が、こんな時間を編み上げたんだね。

ひととひとが、つながって絡み合って、
いろんなバランスをとりながらなにかをしていくことが、
こんなにも楽しかったり、こんなにも幸せなことになるなんて、
わたしはもしかしたら初めて体験したような気がします。

こんな場所にいられて幸せだなー、って心から思いました。
そんなふうに思える自分に、みんながしてくれたことにも、
 すごく感謝の気持ちがわきました。



ホンムネくんは、実は、シロアリ駆除が終わってめでたしめでたし、
というわけではなく、
これから、雨戸井のことや屋根瓦のこと、などなど、
これからもおつきあいしていくテーマが満載。

それがどんどん人を動かし気持ちを動かしていく、循環型なんだね。

なので、あー終わっちゃった、寂しい、っていう感じがないのがいい。
これからがますます楽しみです。



このホンムネくんで夕涼みのイベントは、
とくにぎっしり予定を詰めることなく、ゆったりと始まったのに、

浴衣を着たり(わたしは着せてもらったんでした)、
ホンムネくんにまつわるあちこちをお散歩したり、
竹を切り出してくるところから流しそうめんをしたり、
花火をしたり。
もちろんホンムネくんにまつわる永子トークもあり。

とってもとっても楽しい時間でした。

夜、みんなが持ち寄ってくれたお料理もどれもすごく美味しかったな。

流しそうめんは初体験だったけれど、
右利きなんだったら竹の左側に立たなきゃ、とか、
つゆは最初にお椀に入れて、とか
そうめんの途中でブルーベリーがゴロゴロ流れてきたり、とか?
あれこれあるんだね、あー、楽しかった。

てるさんの写真も楽しみにしています。
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by honmunekun | 2011-07-29 23:43 | 季節のホンムネくん

夕涼みの日

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by honmunekun | 2011-07-25 16:54 | 季節のホンムネくん

ホンムネくんで夕涼みしませんか?

間近になったので、もう一度お知らせを。

祝☆シロアリ終了イベント
ホンムネくんで夕涼み

●7/23(土)
●14~18時まで
●入場無料
 カンパ歓迎(※シロアリ対策の不足金に充てさせていただきます)

古民家の心地よさを感じるのは、何といっても夏。
風が通る座敷や縁側で、昼寝をしたりお茶したり。
日本の夏、夕涼みをしませんか?

みそ部ガールズひのちゃん&萌ちゃんのミニ茶会コーナーでは、
着物でお抹茶のおもてなし。
手作りお菓子やドリンク、味噌カツサンドも出店予定♪

シロアリ対策を終えた清々しいホンムネくんで、
ゆるりとした時間をお過ごしください。

今回は古民家だけでなく、
田んぼや果樹園、観音堂や大きな萱の木、林、山…
普段なかなかご案内できないホンムネくんの敷地全体をご紹介する
「ホンムネ散歩」も企画中です。

どうぞお楽しみに。


●お問合わせ:080-5145-6795/eyon@cek.ne.jp(米山)
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by honmunekun | 2011-07-20 17:30 | お知らせ・お祭・イベント♪

アシモトきれいプロジェクト

海の日に、矢も楯もたまらず「大鹿村騒動記」を見てきました。以前、移築にかかわらせていただいた大河原中学校で現況調査をしていた夕刻、うっすらと雪化粧をし、西日に照らされ真っ赤に染まった赤石岳の美しさを今でもはっきり覚えている てるです。

7月16日の続きです。

7月17日。昨日、みんなより早く寝かせてもらったおかげで、朝7時半に起床。縁側から吹いてくるそよ風でぐっすり眠れて、すこぶる快調。
ダイちゃんは、朝日が早くから当たる東の部屋に寝ていて、暑さで若干寝起きが悪そう。
二人でホンムネウォーターを飲みながら、少し遠慮気味に小声でイサム・ノグチと和のエッセンストーク。
起きてきたエイコ隊長に呆れられたけど、朝の澄んだ時間だからできる楽しいトーク。
みんなも起きてきて、目覚まし代わりに、少し、部屋の掃除をすることに。体が活性化したところで、ダイちゃんのみそ汁、ご飯、パンで一緒に朝食を済ませる。

今日は、シロアリプロジェクトが終わった床下にゴミなどが入らないように金網を張ったり、東側の6畳間の外壁に目透かし状に板を張ったり、23日の夕涼み会にむけたアシモトきれいプロジェクト。

まず、自分たちは床下から運び出したゴミ混じりの土を燃えるゴミと燃えないゴミに分別処分。その間にマサ棟梁に目透かし板張りの段取りと壁の穴ふさぎを進めてもらう。

けっこうな暑さだが、ときおり見上げる青空とホンムネくんの背後にたたずむ緑のチクリンさんのコントラストが美しい。海や川のせせらぎ、風に揺られる木の葉には、1/fゆらぎというリズムがあるそうで、見ているだけで癒される。

作業は順調に進み、あっという間にお昼に。今日は、昨日おあずけになっていたダイちゃんの冷やし中華。じゃじゃ~ん。
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うまそ~。みんなお疲れ様。いただきま~す。特製のラーメンダレが麺にからんで、うまい!きゅうりやトマトなど夏野菜も入って、健康的。あっという間に完食。マキちゃん持参のきゅうりは味が濃くてうまかった。ダイちゃんはノンストップで食べてたな~。ミナミちゃんの梅漬けもほんのり甘くてうまかった。疲れが吹き飛ぶ感じ。みんな、ごちそうさま。ありがとう。

しっかり食べたら後片付けをして、しっかり昼寝。気持ちよすぎる~・・・。

午後は床下の金網張りと目透かし板張と草刈りなどの作業。
エイコ隊長と自分は網の買い出しに。隊長の運転で153号線を飯田方面に向かい、ホームセンターへ。

飯田市に10年住み、けっこう頻繁に通っていた懐かしい道。なのにホンムネくんに気づかず素通りしていたなんて。エイコ隊長と出会わなければ、ずっと素通りのままだったかもしれない。ヒトとヒトの出会いがヒトとモノをつなぎ、ヒトとモノの出会いがヒトとヒトをつなぐことを改めて実感。

ホームセンターに到着し探してみると、お目当ての金網は見つからず、板を留めるステンレスのビスだけ購入して、広域農道沿いの別のホームセンターへ向かうことに。ここで緑色のビニールでコーティングされた金網を購入。同じ緑色でも明るい緑と暗い緑があって、薄暗い床下に張って目立ちにくそうな暗い緑色を選択。実は、このちょっとの差の吟味が結果に大きく影響する。身近なところにもデザインの楽しみはあふれている。

隣の道の駅に寄って、ティータイム用にブルーベリーとスイカを購入。自分にはわからなかったけど、隊長によれば、ブルーベリーはあまり選別された感じのしない、不揃いな粒が入ったパックが良いらしい。スイカの良し悪しはこれまたわからない。たたいた音と直感で選択。切ってみてのお楽しみ。

ホンムネくんに戻ると、マサ棟梁の壁の穴ふさぎも完了し、マキちゃんとミナミちゃんが周りの草むしりを終えてくれていました。みんな、お疲れ様。

買ってきた金網の切り口がほつれないように折り曲げ、エイコ隊長とミナミちゃんが床下にもぐって張る。シロアリくんプロジェクトで床下戦場をかいくぐってきた二人にはお茶の子さいさい?そんなことないよね。この体勢はけっこうキツイと思う。
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仕上がりは上出来。奥まっていて色も目立たない。ほんとにお疲れ様。

その間に板張りチームは板の汚れを落としたり、壁に下地を取り付けたり、段取りを進める。張る板はホンムネくんの隣に建っていた土蔵の床に使われていた栗の板。密度が高く堅いため、土台などにも使われる丈夫な素材。18cmの幅を9cmに割いて使う。自分も手伝わせてもらったが、スギやカラマツなどの針葉樹と違って栗などの広葉樹は堅いので、丸ノコを使っても割くのに一苦労。割いた板は隙間を開けて張っていく。これは、エイコ隊長コダワリのリクエスト。
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一列を張り終えたところでティータイム。ホンムネウォーターとブルーベリーとお菓子とスイカとマサ棟梁特製の黒糖入りミントティー。いただきます。
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スイカは皮も薄く身も締まっていて甘さもほどよく当たりだったかな?ブルーベリーもこの酸味がたまらなくよい。夏にはうってつけ。ミントティーもうまい。疲れが取れる~。

みんなでお茶を飲む光景を見てダイちゃんが「親戚みたいだね」と一言。そうだよね。いまどきこんなにマメに集まる親戚も少ないことを思うと、ホンムネ仲間は親戚以上の存在かもしれない。ごちそうさま。

残りの作業へ復帰。
マサ棟梁と自分が板を割いて、マキちゃんとミナミちゃんが張っていく。電動キリで先穴をあけて、電動ドリルでビス留めする女子の姿はサマになってたな~。男子顔負けです。

そして、遂に完成。やった~!みんなで拍手!
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若干不揃いな部分もあるけど、板の一枚一枚が個性的で、全体としては味のあるオールドな感じに仕上がり、ホンムネ仲間そのものが表現された感じ。サイコ~!

エイコ隊長あこがれのパトリス・ジュリアン風にパチリ。
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う~ん。自然な感じがグ~!そして、みんなで記念にパチリ。
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みんなほんとにお疲れ様。
こんな感じで、ホンムネくん再生物語はつづいていきます。

「大鹿村騒動記」を見て、いやな予感はしましたが、俳優の原田芳雄さんの訃報。本当に残念です。日本の風土をこよなく愛し、小さくて美しい村や町をこれから先も応援し続けることを心に誓った てるでした。

長々すみません。

追伸。

7月23日の「ホンムネくん夕涼み会」、おいでなんしょ~。みんな待ってるに~。
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by honmunekun | 2011-07-19 22:20 | ホンムネくん再生物語

ホンムネくんとチクリンさん

いよいよ夏本番。若干日やけ気味のてるです。
いつもどおり、途中の里山の風景に癒されながらホンムネくんに向かう。
近づくにつれチクリンさんがどんどん目立ち始める。
ホンムネくんの周りにもたくさん居るチクリンさん。
7月16日。今日はそんなチクリンさんと触れ合う試みにホンムネ仲間と参加。
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長野県内でも身近な森林を整備する動きがあり、スギ、アカマツ、カラマツ、ヒノキなど戦後に植林され、手を入れられなかった人工林の間伐や整備が進みつつある。里山のチクリンさんと人の関係も薄れてしまっているようで、それを修復しようという試み。安芸先生のお話では、チクリンさんは一日で126cmも伸びた記録もありどんどん増殖するとのこと。
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一見、その成長力のある根っこで山の土をしっかりつかんでくれていて、土砂崩れを防いでくれていると思っていたら、針葉樹の人工林と同じで手を入れられないチクリンさんも土砂崩れを引き起こすらしい。向こうが透けて見えるくらい、全体の7割くらいの間伐が必要と聞いてびっくり。人の年齢に換算するとチクリンさんの1年は人の10年に相当するそうで、5年のチクリンさんは50歳の人と同じになる。つまり、だんだん繁殖力も衰えてくるらしく、旬の味覚、立派なタケノコくんを食べたかったら、かわいそうだけど色あせた老木は伐ってしまったほうがよいらしい。途中参加だったけど、初めて聞くお話に興味津津。先生の人柄や立ち居振る舞いも魅力的だったな~。つづいて、実際に間伐体験。
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受け口を作ってから追い口をつくり、徐々に倒すという手順は針葉樹の伐採と同じだが、
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倒れ方が全く違う。危険さはあるが、葉っぱが風を受けてフワ~という感じでゆっくり倒れていく。けっこう楽しい。家畜の飼料や堆肥にするため、倒したら、玉伐りにして破砕機に入れてチップにする。破砕機の近くにいると耳が痛くなるほどのきつい音で、防音対策は必要。
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ひと段落したところで作業終了。最後は半割りにした竹の上に流しそうめんで楽しんじゃいました。
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こうやってチクリンさんと触れ合ったのは初めて。遠くから眺めて風情があると思っていたら大間違い、近づいて触れてみるといろんな刺激があり、人の手が入ればもっと風情のあるチクリンさんに生まれ変わることを実感。貴重な時間をありがとう。
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そのあと、みんなでお風呂に行ったら、チクリンの仕掛け役のみなさんに誘われて、ちょっとだけ晩御飯をごちそうになるつもりが長居をしてしまい、ダイちゃんの冷やし中華は明日にお預け。残念。ホンムネくんに戻ってからマサさんも合流。マサさんは夕飯がまだだったので、ダイちゃんが冷やし中華を用意してくれました。やさしいな~。そして、おいしそうだな~。明日のお昼まで我慢!マキちゃんが持ってきてくれた銀河高原ビールは甘口でおいしかったな~。持参したみやさかはイマイチ。残念。

なんだか、いつもと違って目がさえるどころか徐々に瞼は重くなり、こっくり、こっくり・・・・。みんなと後片付けを残し、とにかく寝かせて・・・・。ごめん。

てるでした。
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by honmunekun | 2011-07-18 20:54 | ホンムネくん再生物語

7月のホンムネ企画

梅雨が明けましたね。
7月のホンムネ企画のお知らせです。

竹細工教室とリラックスヨーガは、
今後も定期開催することになりました。
どちらも好評です♪
定員が少人数なので、お申し込みはお早めにどうぞ。

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竹細工教室
7/19(火) ※第1、第3火曜日
19時~

●参加費:¥2500
●講師:田中瑞浪さん
●定員:5名
●要申込:080-3017-9743 (3日前まで)


リラックスヨーガ
7/15(金) ※第3金曜日
19時~

●参加費:¥1500(お茶付き)
●講師:中島知香さん
●定員:5名
●要申込:090-8204-8445


参加費の一部は、ホンムネくんの維持管理費に充てさせていただきます。

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今月のホンムネイベント!
ホンムネくんで夕涼み

7/23(土)
14時~日没まで
参加無料
カンパ歓迎(※シロアリ対策の不足金に充てさせていただきます)

古民家の心地よさを感じるのは、何といっても夏。
風がよく通る座敷や縁側で、昼寝をしたりお茶したり。
日本の夏、夕涼みをしませんか?

みそ部ガールズひのちゃん&萌ちゃんのミニ茶会コーナーでは、
着物でお抹茶のおもてなし。
手作りお菓子やドリンク、味噌カツサンドも出店予定♪
シロアリ対策を終えた清々しいホンムネくんで、
ゆるりとした時間をお過ごしください。

今回は古民家だけでなく、
田んぼや果樹園、観音堂や大きな萱の木、林、山…
普段なかなかご案内できないホンムネくんの敷地全体をご紹介する
「ホンムネ散歩」も企画中です。

どうぞお楽しみに。
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by honmunekun | 2011-07-10 22:45 | お知らせ・お祭・イベント♪

さよならシロアリくん。アフター?アナザー?ストーリー。怒涛の最終弾。

空を見上げると立派な積乱雲。夏だね~。若干、暑さに弱い冬生まれのてるです。ついに?ようやく?やっと?ここまで来ました。さよならシロアリくん。アフター?アナザー?ストーリー。怒涛の最終弾、行ってみましょう。

6月26日。夜中の3時に床に就き、一応、睡眠(仮眠?)もとれて、朝8時頃に起床。みんな寝むそう。でも、マサさんは朝から仕事だそうで、テッペイくんも仕事の準備で買い出しに。お疲れ様。話し足りない自分は、借りたお布団も片付けず、ダイちゃんと緑茶を飲みながら朝から濃いトーク。あきれられたりして。みんなも起きてきて、アベちゃんヤスエさんは一旦帰宅。そうこうしているうちにヤマザキさんが到着。テッペイくんも戻ってきたところで今日の作業の開始。

最後のひと部屋。いつも食事をしたり、お茶を飲んだり、語ったり、みんながお気に入りの縁側付きの8畳の座敷に取り掛かる。ひと仕事終えて、エンジンがあたたまっているヤマザキさんのスピードに若干遅れをとってしまう。畳を上げてみると床板が角釘で留められている。ヤマザキさんとテッペイくんが道具を使って手際よくはずしていく。さすが職人。
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あっという間にはずしていまい、1回目の塗装と土壌散布も終了。そして縁側でティータイム。前回、フタを開けられずおあずけになっていたヤマザキさん自家製のリンゴジャム(琥珀のしずく)をパンにつけていただく。透明な琥珀色で、ほのかな香りがしてとてもおいしい。

休暇に来たはずなのに、テッペイくんの誘いでシロアリくんプロジェクトに参加してくれたタケシくんの一言「癒される~」。まったく同感。ここに来ると自然に口走る言葉。けっこうキツイ作業のはずなのに、みんなどこかで癒されている。

そして最後の作業へ。1回目で束柱用の塗料がなくなってしまったので、2回目は土壌用の原液を塗り、床板と畳を戻して完了。みんな手慣れたもので、意外とあっけなく終わる。お昼まで時間があるので、床下に潜れない便所周りのシロアリ対策もすることに。草刈りをすると、湿っている場所なので大きな蚊が群れになって飛び出してきて、一瞬たじろぐ。飛び去ったところで土台と土壌に塗料を散布。これにてシロアリ対策は無事終了。

ヤマザキさんは午後から用事があって帰宅、テッペイくんはタケシくんを連れて陣場形山へ行くとのこと。少し寂しくなるけど、みんなほんとにお疲れ様。

戻ってきたヤスエさんとマサさんと残った仲間で大広間と神棚を掃除して、お昼御飯に。
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凛とした姿を取り戻したホンムネくん。身が引き締まる。
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さよならシロアリくんプロジェクトを終え、ダイちゃんに促されてエイコ隊長から一言。

「最初にシロアリを発見して絶望的になって、駆除業者からもらった高額の見積りに愕然としたところから、ここまで来ることができました。みんな、ほんとにありがとう。」

涙ながらの一言に、涙腺ゆるゆるの自分も思わずもらい泣き。ほんとによかったね。

きっと、大きな壁が目の前に現れて、それを乗り越えるのにつらかったろうし、不安だったろうし、勇気がいったと思う。一番近くに居たダイちゃん、エイコ隊長やホンムネくんを慕う、心強いみんなの存在があってここまで来られたと思う。

ややもすれば、個人主義、自分さえよければという考えに走ってしまう時代。ときどき自分も引きずり込まれそうになるいやな感覚。一人では楽しいことより辛いことが多く感じられるけど、仲間がいれば楽しいことは多くなり、辛いことは小さくなる。仲間や家族の大切さを改めて実感。

タロさんも合流したところで、午後はホンムネ家族ご自慢の畑へ。自分は初めてお邪魔するので、わくわくしながら向かう。到着してみて、みんなが自慢するわけを納得。どうよ!この景色!
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自分も自慢したくなってしまうほど。カボチャやトウモロコシを植えた畑、麦畑、果樹園、そして遠くまで広がる山並み。一気に疲れが吹き飛ぶ。立派な麦畑はヤスエさんが部長の麦部で作っているとのこと。ただいま部員募集中~!思わず入部したくなるでしょ。
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トウモロコシを植えた隣に大豆を蒔くお手伝い。みんなカッコいい~。
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土を少しどけて、2~3粒蒔いて、豆の2倍くらいの土をかぶせる。やってみると楽しい。大豆くん達です。かわいく見えてきます。立派に育ちますように。
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ダイちゃんお気に入りの雲をパチリ。ここはどこ。異国にテレポート?ではなく、まぎれもない、日本、ホンムネ畑の空です。自慢できる風土と一体になれる最高の幸せ。
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ここでタロさんは自分の田んぼの草刈りに向かう。タロさんの田んぼも素敵だとのこと。行ってみたいな~。そして、畑を後にして、みんなでチャオのカフェセラードへ。アイスカフェを頼んで待っていると、陣場形山から戻ってきたテッペイくんたちに遭遇。最高の景色だったらしい。そこも行ってみたいな~。行きたいところが山積みになっていく。

みんなで天竜河原に座って飲む。「シロアリ終わったぞー」とダイちゃんのオタケビ。寂しいけどそれぞれの想いを胸にそれぞれの日常に戻っていく。みんなほんとにお疲れさま。
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さよならシロアリくんプロジェクトを振り返ってみると、約62坪、畳にすると124畳分の広さを、トータル7日間、30人以上の人出を使い、畳を上げ、床板を外し、それを元に戻し、時には床下にもぐり、天然成分100%の塗料を塗ってきた。屋根の瓦も直したよな~。

ヤスエさんが言っていたように、自分でやってみないと大変さもおもしろさも分からない。虎穴に入らずんば虎児を得ず。確かにシロアリ駆除業者の見積金額も納得できる。それをマネーに頼らず、人任せにせず、自分たちでやれたことにこのプロジェクトの意義があったように思う。

ダイちゃんが言う「自分の中でまずヤルと決めて、頭で考えず身体から入っていく」という感覚はすごく大切。自分がホンムネ仲間に挽かれるのは、そういう感覚を与えてもらえるからかもしれない。それは、無邪気で前向きな子供のような好奇心を取り戻すことにもつながっていて、ホンムネくんに通うようになってから、自分の身の回りが、いい感じにザワツキ始めている。

見失いかけた光もはっきり見えてきた。自分が原点に立ち返れる場所として、ホンムネくんや仲間は欠かせない存在になっていて、そこに行き、仲間に会い、何かをしたくなってしまう。

はたから見れば、休日をつぶして自分の仕事以上にエネルギーを掛けているように映るかもしれないが、仕事で得られる対価以上のものを与えられていると自分は確信している。それはマネーでは買えない仲間とのつながりや自分を取り戻せる時間。

ここに集う仲間も、きっと何かしら与えられていると感じているのではないか。何を与えられるかは、その人の心のなかにある。

港区芝浦でジュリアナ東京のお立ち台が流行り、バブルのしっぽに違和感を抱いた学生時代、風土やまちづくりや地域おこしにのめり込んだときに出会った「ボランティア~もうひとつの情報社会」という金子郁容さんの本に

「与えることが、実は、与えられることだと実感できるとしたら、それは、その人にとって貴重な経験である。それまでは切り離されていた人々の間に、何かしらのつながりが成立したのだから。」

という印象深い一節がある。

現代は「与えて取る=give and take」を基本とする資本主義が主流だが、一方で「与えて与えられる=give and given 」というもうひとつの流れも存在する。これは車の両輪と同じで、社会にとって欠かせない流れだと思っている。

ホンムネくんには、まさにそんな空気が流れていて、わからないけれど何か答えがありそうで、それを求めて自分はここに通うのかもしれない。これから先も。

さよならシロアリくんストーリーはとりあえずこれにて終了(また復活したりして?)。みんなほんとにお疲れ様。そしてありがと~。

前にも書いたように、ホンムネくんを取り巻くストーリーはまだ始まったばかり。しかもノンフィクション。登場する人物、場所、時間も全て実在します。そこのあなた!次は、あなたの出番かもよ。

 さりげなくフレームアウトしたかったのに、ホンムネくんにカメラを忘れて、あわててフレームインしてしまった、おっちょこちょいのてるでした。

ながながすみません。
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by honmunekun | 2011-07-10 20:59 | ホンムネくん再生物語

さよならシロアリくん。アフター?アナザー?ストーリー。怒涛の第3弾。

夏が来る前につづきを書き終えなければと思っていたら、「長野を含む関東で梅雨明けした模様」宣言を出されてしまったてるです。第3弾、行かせていただきます。

6月25日。さよならシロアリくんプロジェクトもいよいよ大詰め。今日の午後と明日の2日間でプロジェクトを終える予定。一つの節目をむかえることもあって、気合が入ると同時に何とも言えない寂しさを覚えながらホンムネくんに向かう。途中、山並み、渓流、電車のスリーショットをパチリ。
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風景の美しさに癒される。到着すると、今日の参加者は、エイコ隊長、ダイちゃん、マキちゃん、自分。いつものメンバー。若干少人数だが、残り2部屋だから何とかなるか。まず、エイコ隊長が子供のころ相撲を取っていた相撲部屋と呼んでいる12.5畳の大広間から取り掛かる。箪笥や座卓を隣の部屋へ移す。ホンムネクンの畳は奥座敷以外、全て藁床(わらどこ)なので、一人で一畳運ぶのがやっとの重さで、汗だくになってしまう。畳を上げるとこんな感じ。
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板の色が違うところには畳の配置が書いてある。きっと先代が畳を上げた時に傷みに気づいて修繕したんだろうな~。人が手を入れた存在を感じると、自分もこの時間の糸につながっている気がして、次代の人が畳を上げた時に、板の一枚一枚に番号が振られているのを見て、自分たちと同じように感じてくれることを想像すると嬉しくなってしまう。時代と時代をつなぐ感覚が伝統をつくっていくんだろうな~。床板をはずすところ。みんな職人みたいでしょ。
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こんなにサマになる女子はそうそういない。プロフェッショナルはアマチュアリズムの極致と言った人がいたが、ここまでくれば対価を得ても文句は言われないから「古民家お直し隊」始めちゃおうか?冗談?床板をはずし終わる頃に木工職人のテッペイくんが友人のタケシくんと到着。心強い。束柱用の塗料が残り少なくなってきたので慎重に一回目を塗り終えてパチリ。
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そしてホンムネ縁側でティータイム。まずはホンムネくん中央アルプス天然水。やわらかくすーっとしみわたる。本当にうまい。マキちゃんがつくってきてくれたシフォンケーキもいただく。なめらかでふかふかしていてとてもおいしい。そしてこの風景。
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初夏だな~。テッペイくんとタケシくんの後ろ姿。親友?兄弟?なんかしっくりしていて、いい感じのシーンを味わい疲れも癒されたところで続きの作業へ。2回目の塗装と土壌散布を終え、畳を戻していく。最後にテッペイくんが真ん中の半畳を納めて、箒で掃き終わったところでパチリ。
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みんなお疲れ様。仕上げに畳を拭いてくれたダイちゃんをモデルに後ろ姿をパチリ。畳にはゴロ寝が良く似合う。
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ここで、テッペイくんとタケシくんはホタルを見に行くそうで帰宅することに。ほんとにお疲れ様。入れ替わりでヤスエさんとマサさんが合流。そして夕飯の支度。今日のメインはダイちゃんの高野豆腐とブロッコリーのてんぷら。地粉と菜種油を使うらしい。楽しみ~。出来上がってみるとコンガリ菜種色になりました。何ともきれいな色。
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テッペイくんが持ってきてくれた煮豆やきんぴら、ヤスエさんの煮物、みそパンなどなど、お約束のお酒もあってご馳走さまです。
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初めて飲んだビールのアップルジンジャー割りも意外といける。アルコールとジンジャーで一気に身体が暑くなる。みんなが夕飯を食べ終わるころ、いい感じに出来上がったテッペイくんとタケシくんがアベちゃんを連れて合流。ホタルよりも楽しそうだからこっちに戻ってきたらしい。今夜は行燈(あんどん)ナイト。いい感じでしょ。
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お酒もしゃべりも自然にすすむ。ほんとに贅沢な時間。ツナくん夫妻おすそわけの大信州、テッペイくん持参の薩摩の芋焼酎、ひと口目にフワッと来る感じは病みつきになる。どっちもうまかったな~。この行燈はエイコ隊長が古い糸巻きに竹ひごを取り付けて和紙を貼って作ったとのこと。
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こちらはヤマザキさんの行燈。みんな器用だな~。
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楽しんで作ってる感じが伝わってくる。竹かごの中に蝋燭をともすと、こんなにきれいな陰翳が。光を楽しむには暗闇が欠かせない。
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夜も更けて、みんなでウチワ片手に近くの水場までホタルを見に行くことに。人家の近くでこんなにたくさんの天然のホタルを見るのは何年振りだろう。まだまだ里山が豊かな証拠。戻ってきて、夜会の締めのイベント、線香花火の登場。夏休み前のフライングで子供たちからブーイングが出そうだけど、ひと足お先に楽しんじゃいます。きれいでしょ~。
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こんな風にみんなではしゃげるのがホンムネくんの良いところ。大人の隠れ家。結局、夜中の3時まで飲んでしゃべって、みんなでホンムネくんにお泊り。今日はいよいよ感動のフィナーレ?朝、起きられればのはなし。

怒涛の第4弾へ、つづく!

てるでした。
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by honmunekun | 2011-07-10 10:31 | ホンムネくん再生物語

さよならシロアリくん。アフター?アナザー?ストーリー。怒涛の第2弾。

蒸し暑い日がつづきますね~。みんな元気?何だかわからないけど、前向きなてるです。
さよならシロアリくん。アフター?アナザー?ストーリー。怒涛の第2弾!行ってみよ~。

6月12日。意外と早く起きられると思っていたら、ぐずぐずしてしまい、結局、8時半頃に起床。うーん、みんな若干テンション低め。自分は頭がボーっとしながら、ナチュラルハイの持続中。朝食は昨日のラーメンのダシに使った野菜とスープでみそ汁をつくり、ご飯と一緒に食べる。これまたうまい。お酒を飲んだ次の日に飲むみそ汁は、なんでこんなにうまいんだろう。からだにやさしく、すーっと入ってくる感じ。だんだん力がみなぎってくる。
昨日、タロさんと一緒に帰宅したダイちゃんが到着。しばらく、みんなでお茶を飲みながら歓談。朝から9種の話で盛りあがっていると、ヤスエさんも到着。頭が冴えてきたところで作業に取り掛かる。
今日は、玄関広間、台所、食堂の床下を攻める。ここは、近い年代に床板を張り替えるなどの改修が行われていて床板をはずすことができないため、暗い床下にもぐっての作業となる。しかも床下の高さが他の部屋よりも低くなっている。さよならシロアリくんプロジェクト最大の難所と言える。
自分が若干気おくれしている間に、エイコ隊長、マキちゃん、ヤスエさんが浴室側の床下からホフク前進で果敢にもぐっていく。自分は塗料をつくり、外回りの束柱に塗りながら先発隊をサポート。そこへモエちゃんがソウタくんと一緒に到着。ソウタくんは相変わらず元気いっぱい。二人はダイちゃんと一緒にお昼ご飯の準備。

部屋数が多く広いため、一旦もぐるとなかなか外に出られない。塗料の補給と土壌散布のため自分も北側から床下へ潜入。近い年代の工法で束柱そのものは古くはないが、数が多く、身うごきがとりにくい。正直きつい。そこをかいくぐって先発隊はかなり奥まで進んでいる。ホンムネ女子には頭が上がりません。自分はもう少し鍛錬してスリムにならないと忍者にはなれないな~。閉所恐怖症でないのがせめてもの救い。ときどきソウタくんが走り回る足音が聞こえ、元気をもらう。
1回目の塗装と土壌散布が終わるころにはお昼前に。自分が午後から松本で会合があるため、みんな急いでご飯を食べる支度をしてくれました。いつもありがとう。おいしいお昼ご飯をいただいたところへ、ミナミちゃんも到着。自分は中座してしまうけど、みんな後半戦がんばってね~。帰り際にモエちゃんからいただいたクッキーを食べながら松本へ直行。高速を走って若干遅れ気味で到着。結局、気の合った仲間と夜の9時までしゃべりまくっても足りないくらい、ナチュラルハイな楽しい一日だった~。完・全・燃・焼!

翌日は、ホフク前進の筋肉痛とナチュラルハイの反動で、頭が一日ボーっとしていたてるでした。

ホンムネ女子もキツかっただろうな~。ほんとにお疲れ様。

怒涛の第3弾へつづく!
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by honmunekun | 2011-07-02 23:21 | ホンムネくん再生物語