yasueです。
夕涼みの写真を眺めながら、
あれこれ思い出しては幸せな気持ちにひたっています。
その日、わたしはカフェ出店していました。
でも、ほぼセルフにしていたので好きな場所でのんびり。
いっとき、和室でのひのちゃんのお茶や所作、萌ちゃんの本当に美味しい和菓子には、
本当に心洗われました。
夕暮れ時。
忘れ物を取りにいったん家に帰り、ホンムネくんへ戻ってきてみると、
いつの間にこんなにたくさんの人たちが集まったんだろう、
お座敷や、縁側、お庭に、老いも若きもぎっしり入り交じって、話したり遊んだり、
それぞれがその時間を楽しんでいました。
そのシーンが、まるで映画を見ているみたいにグーンと胸に飛び込んできて、
なんだか胸が熱くなってしまいました。
本当に本当にいいお家になったね。
みんなの中へ入ってみると、
こんなにたくさんの人たちがいるのに、知っている顔とその家族ばかり。
この人も、あの人も、
あのときこんなふうに手を貸してくれたり、気持ちをかけてくれたりした、
ホンムネくんにとっては、本当に家族みたいな人たち。
ホンムネくん、という160歳の古民家があるおかげで、
そこを守っていきたいという永子ちゃんの想いがあるおかげで、
悩みだと思っていた大きな課題が、こんな時間を編み上げたんだね。
ひととひとが、つながって絡み合って、
いろんなバランスをとりながらなにかをしていくことが、
こんなにも楽しかったり、こんなにも幸せなことになるなんて、
わたしはもしかしたら初めて体験したような気がします。
こんな場所にいられて幸せだなー、って心から思いました。
そんなふうに思える自分に、みんながしてくれたことにも、
すごく感謝の気持ちがわきました。
ホンムネくんは、実は、シロアリ駆除が終わってめでたしめでたし、
というわけではなく、
これから、雨戸井のことや屋根瓦のこと、などなど、
これからもおつきあいしていくテーマが満載。
それがどんどん人を動かし気持ちを動かしていく、循環型なんだね。
なので、あー終わっちゃった、寂しい、っていう感じがないのがいい。
これからがますます楽しみです。
このホンムネくんで夕涼みのイベントは、
とくにぎっしり予定を詰めることなく、ゆったりと始まったのに、
浴衣を着たり(わたしは着せてもらったんでした)、
ホンムネくんにまつわるあちこちをお散歩したり、
竹を切り出してくるところから流しそうめんをしたり、
花火をしたり。
もちろんホンムネくんにまつわる永子トークもあり。
とってもとっても楽しい時間でした。
夜、みんなが持ち寄ってくれたお料理もどれもすごく美味しかったな。
流しそうめんは初体験だったけれど、
右利きなんだったら竹の左側に立たなきゃ、とか、
つゆは最初にお椀に入れて、とか
そうめんの途中でブルーベリーがゴロゴロ流れてきたり、とか?
あれこれあるんだね、あー、楽しかった。
てるさんの写真も楽しみにしています。