ホンムネくんニュース(古民家 七代)

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ホンムネくん間取り完成!

先日、12月5日(日)、ホンムネくんの間取り調査を行いました。そのときの様子は、12月6日のヤスエさんの「間取り調査★ミニ報告」を読んでくださいね。

ずいぶん前に、えいこさんから、古民家を残そうと思っているという話を聞いてはいましたが、いよいよ、再生をスタートさせ、第一段として「シロアリ対策+風呂壊し」をやっちゃおう!という、みそ部便りを読んで、いてもたってもいられず、参加しました。風呂壊しは1日目で終わっていましたので(お疲れさまでした)、2日目は外回りや部屋の中の片づけ、畳を起こしての掃除をお手伝いしました。ひと段落して、古民家の愛称が「ホンムネくん」であることや敷地周辺のことなども教えてもらいました。昼食やお茶の時間に、えいこさんや集まった仲間の話を聞いているうちに、ある考えが、ふつふつと湧いてきました。そして、楽しかった一日の帰り際、えいこさんやみんなの想いを描いていける、たたき台になるような「ホンムネくんの間取り図」をつくったらどうかと提案したら、みんな賛同してくれて、今回の「ホンムネくん探検&間取り調査」が実現しました。最初は、きちんと形になるか心配でしたが、まず、やってみる。そうしているうちに、みんな真剣できらきらした眼差しになり、調査のスピードも上がり、3時頃には、1階と2階の間取りが描けていました。それぞれ個性のある文字やタッチで描かれた間取り図は、モザイク画のように、味わい深い図面になりました。自分で歩き、手で描くスピードで空間をめぐって行くと、普段、見えなかったものが見えてきます。陽のあたる空間とそうでない空間の空気感の違いや陽ざしのありがたみ、えいこさんの家族が、それぞれの時代に工夫しながら手を加えて暮らしてきた歴史など、全身で空間を味わえた気がしました。
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▲調査した1階間取り図

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▲清書版の1階間取り図

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▲調査した2階間取り図

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▲清書版の2階間取り図


この日を振り返ってみると、探検&間取り調査も楽しかったですが、お昼やお茶の時間のみんなの話や干し柿もみは、さらに楽しかったな~。今という時代、肌寒い夕暮れ時に、古民家で若い衆が何かしゃべりながら、大ザルに入った干し柿をもんでいる光景を「美しい」と感じました。19世紀、農民画を描いたフランスの画家ミレーが「落ち穂拾い」を描いた気持ちは、こんな気持ちだったのかな~。これは田舎でなければ味わえない喜びだと実感しました。僕は、15年以上も前、大学時代、その土地の風土を感じる古民家や町並みが好きで、田舎の村おこしやまちづくりの現場を見たり、いろんな人に出会ってきました。その中の一つの出会いをきっかけに飯田の設計事務所に勤めることとなり、5年前までの10年間、南信で暮らしていました。物心ついてからのことを振り返ってみると、10年間、同じ場所に暮らすというのは、その土地の風土が自分にしみ込んでいて、そこに戻ると、古里に戻ったような「やすらぎ」を覚えます。ホンムネくんにも同じような「やすらぎ」を感じています。やすらぎを感じながら、楽しませてもらいながら、集まってくるみんなのいろんな眼差しを吸収させてもらいながら、永く、ホンムネくんに関わっていきたいと思います。
つぎは、今回の間取り図をもとに、骨組み調査WSや、わくわく想いを書き込むWSをできたら楽しいだろうな~。

書き始めると止まらない。ながなが、すみません。

てる でした。
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by honmunekun | 2010-12-12 20:23 | ホンムネくん再生物語